Anker Solix C300 DC Portable Power Station レビュー | 小型軽量で非常時に持ち運べる防災電源

Anker Solix C300 ガジェット
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近年、防災への備えが重視されていますよね。
非常時に備えて信頼できるポータブル電源があると安心です。

しかし、いざ購入しようとなると、大きさや重さが気になったり、保管場所やコスト面で悩んで購入を先延ばしにしていませんか?

そんな方に「Anker Solix C300」がおすすです。

デザインも非常に洗練されており、肩掛けストラップで持ち運びやすさを重視した設計になっているので簡単に持ち運べます

バッテリー容量は288Whで、大容量クラスと比べると控えめですが、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの電源確保には十分な容量です。

災害時に、スマートフォンの電源が確保できることで、情報収集や家族・友人との連絡が取れ、安心感につながります。

Anker Solix C300は「AC出力ありモデル」と「DC出力のみモデル」の2つを展開しています。

私の場合はAnker Solix C1000を所有しているので、スマートフォンやタブレットの充電用にサブバッテリーとしてDC出力のみモデルを購入しました。

今回は、DC出力のみモデルの「Anker Solix C300 DC」の使用感についてレビューしています。

この記事では、実際に自分で購入して使用したレビューをお届けしてます。

Anker Solix C300は2モデル展開

初めに紹介しましたが、Anker Solix C300は、以下の2モデルを展開しています。

両モデルとも、容量は288Wh (90,000mAh)でスマートフォンなら約19回分の充電容量があります。
AC出力ありモデルは家庭用の小型家電も利用可能です。

正面には出力ポートがまとまっており、ダークグレーとブラックの2色展開しています。
ストラップが付属しているので肩に掛けて持ち運ぶこともできます。

Anker Solix C300
出典:ankerjapan.com
Anker Solix C300のスペック比較
モデルAC出力ありDC出力のみ
バッテリー容量288Wh
サイズ約16.4 x 16.1 x 24.0cm約12.4 x 12.0 x 20.0cm
重さ約4.1kg約2.8kg
AC出力ACコンセント x 3
定格:300W / 瞬間最大:600W
SurgePad™技術:500W
充電時間約68分
(ACコンセント)
約1.5時間
(USB-C 140Wを2つ同時接続時)
USB-C出力2ポート(140W)
1ポート(15W)
2ポート(140W)
1ポート(100W)
1ポート(15W)
USB-A出力1ポート(12W)2ポート(12W)
シガーソケット出力1ポート(120W)1ポート(120W)
本体充電方法ACコンセン
USB充電器
ソーラーパネル
車のシガーソケット
USB充電器
ソーラーパネル
車のシガーソケット
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池
対応ソーラーパネルAnker Solix PS100 Portable Solar Panel
パススルー充電対応
アプリ対応(Bluetooth / Wi-Fi)

両モデルの違いと特徴

どちらのモデルもコンパクトで持ち運びやすい点が特徴ですが、DC出力のみモデルはさらに小型で軽量になっています。

2つのモデルの大きな違いは、AC出力が装備されているかどうかです。

AC出力ありモデルは、最大300Wの定格出力に加え、Anker独自のSurgePad™︎技術により、消費電力500Wまでの家電に複数同時給電が可能です。

DC出力のみモデルは、USBデバイスに特化したモデルとなり、USBポート数もAC出力ありモデルより2ポート多く搭載しています。

本体の充電方法は、両モデルともUSB-C、ソーラーパネル、シガーソケットからの充電が可能です。

さらに、AC出力ありモデルはACコンセントからの充電も可能で、Anker独自のHyperFlash™️技術により、わずか68分で満充電が可能です。

価格差はAC出力ありモデルが、DC出力のみモデルよりも10,000円ほど高い価格帯となっています。

AC出力ありモデルは、多用途に使えるため、アウトドアや車中泊、災害時の非常用電源として非常に便利で、特に、電気毛布など小型家電の使用が可能な点が大きなメリットです。

DC出力のみモデルは軽量で持ち運びやすく、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンの充電に最適で、すでに大容量ポータブル電源をお持ちの方には、サブバッテリーとしてもおすすめです。

Anker Solix C300 DCのレビュー

ここからは、実際に購入したAnker Solix C300 DCの使用感についてレビューしていきます。

パッケージ内容

Anker Solix C300 DCのパッケージ内容は以下になります。

Anker Solix C300 DCの同梱品
Anker Solix C300
Anker Solix C300
  • Anker Solix C300 DC Portable Power Station
  • 140W USB-C充電ケーブル
  • ストラップ
  • 安全マニュアル
  • 18ヶ月保証 + 18ヶ月 (Ankerで会員登録後)
  • カスタマーサポート

外観デザイン

全体的にしっかりとした作りで、耐久性が高そうなプラスチック素材が使われており、表面は指紋が目立ちにくいマット仕上げです。

Anker Solix C300

ダークグレーとブラックの2色展開です。

Anker Solix C300
出典:ankerjapan.com

本体サイズは約12.4 x 12.0 x 20.0cm、Solixシリーズ最小、最軽量モデルサイズに仕上がってます。

Anker Solix C300

1000Whクラスの「Anker Solix C1000」と比べるとかなりコンパクトです。

Anker Solix C300

実重量はメーカー表記通りの約2.8kgです。

Anker Solix C300

本体正面にはディスプレイとUSB-C、USB-A、シガーソケットを含む合計7ポートが配置されていて使いやすそうです。

Anker Solix C300

ディスプレイは本体のバッテリー残量や充電時間、入出力の電力情報などが確認できます。

Anker Solix C300

左右の側面には冷却用のベンチレーションスリットがあり、ブルーにカラーリングされていてとてもスタイリッシュです。

Anker Solix C300
Anker Solix C300

背面は特に何もなく、スッキリとしたデザインになっています。

Anker Solix C300

手持ち用のストラップも付いてるので、簡単に片手で持ち運びもできます。

Anker Solix C300

付属の肩掛けストラップを装着すれば、両手を使わずに持ち運べるため、災害時には避難用具と一緒に持ち運ぶことも可能です。

肩掛けは、両手が塞がらないのて便利なアイテムですね!

Anker Solix C300

Anker Solix C300 DCの機能と性能

バッテリー容量は288Wh (90,000mAh)で、スマートフォンなら約19回、タブレットなら約13回、ノートパソコンなら約5回くらいの充電ができます。

Anker Solix C300

主にスマートフォンやタブレットの充電であれば、アウトドアや非常時でも十分な容量があるため、家族や友人のスマートフォンも安心して充電できます。

7つの出力ポートを搭載

Anker Solix C300

7つの出力ポートを搭載しているので、さまざまなデバイスを同時に充電でき、家族や友人のスマートフォンもまとめて充電することが可能です。

Anker Solix C300
出典:ankerjapan.com

これだけUSBポートが搭載されているので、ポート不足になることはほとんどないと思いますが、もし不足した場合は、シガーソケット用のUSB充電器を挿せばポートを増やせます。

Anker Solix C300

LEDライト

Anker Solix C300

上部にLEDライトが搭載しているので、アウトドアや急な停電時でも周囲を明るく照らせて安心です。

ランタンっぽい雰囲気になります。

上部を引き上げればLEDライトが使用できます。

Anker Solix C300

明るさは3段階で調整可能です。

けっこう明るいです。

Anker Solix C300

本体の充電方法

Anker Solix C300

Anker Solix C300 DCはACコンセントでの充電には対応していませんが、140W入力対応のUSB-Cポートを2つ使うことで、合計最大280Wでの充電が可能で、約1.5時間で満充電できます。

ただし、最大280Wで充電するためには、140W以上の出力に対応したUSB急速充電器とケーブルの2つは自分で用意する必要があります。

もちろん、USB-Cポート1つでの充電も可能で、この場合は約2.3時間で満充電になります。

USB急速充電器は、別に用意する必要があるのがデメリットですね。

実際に140Wの充電器1台で充電したところ、約2時間43分でした。

Anker Solix C300

ソーラーパネルがあれば、電源コンセントが使えない屋外や停電時などの非常時でも、充電手段として便利です。

ソーラーパネル充電は、最大100Wに対応していて、Anker Solix PS100 Portable Solar Panelで充電ができます。

車のシガーソケットからの充電にも対応しており、シガーソケット充電ケーブルを別途用意すれば充電が可能です。

Anker Solix C300

100%満充電で保管できる

Anker Solix C300

Anker Solix C300 DCは、100%の満充電状態で保管できるため、非常時には最大限の電力を使用できる、非常に頼りになるポータブル電源です。

一般的なポータブル電源は、満充電の状態での保管はバッテリー劣化を早めることから、60%〜80%充電での保管が推奨されています。

そのため、一般的なポータブル電源では、急な停電などの非常時には100%満充電の状態で利用することができません。

100%満充電保管ができると、非常時に最大限の電力を利用できるのは安心です。

Ankerアプリで遠隔操作ができる

Anker Solix C300 DCは専用のAnkerアプリを通じてさらに便利に使用することができます。

Anker Solix C300

Anker Solix C300 DCは、Wi-FiまたはBluetoothでAnkerアプリに接続することで、ポータブル電源の状態確認や設定の操作が簡単に行えます。

Bluetooth接続はネット環境がない屋外でも操作できるので便利ですね。

Anker アプリで主にできること
  • バッテリー残量 (%)
  • バッテリーの温度 (℃)
  • 合計入力/出力 (W)
  • 各ポートの入力/出力
  • LEDライトの明るさ変更
  • 画面のON/OFF
  • デバイスのタイムアウト
  • 画面の明るさ変更
  • 画面のタイムアウト
  • LEDライトのタイムアウト…など

使用済みポータブル電源の回収サービス

Ankerは使用済みのポータブル電源やモバイルバッテリーを回収するサービスを提供しているため便利です。

回収はAnker製品に限ります

ポータブル電源やモバイルバッテリーは簡単に購入できますが、使用済みを処分となると自治体のルールに従うなど手間がかかることが多いので、Ankerの回収サービスはとても便利ですね。

まとめ

この記事では「Anker Solix C300」についてご紹介しました。

Anker Solix C300は、コンパクトながら高性能で、アウトドアや非常時に頼りになるポータブル電源です。

AC出力ありモデルは、小型家電などより多くのデバイスに対応できるため、汎用性が高いです。

一方、DC出力のみモデルは、ACポートがないため家電の使用には向いていませんが、スマートフォンやタブレットの充電には最適です。

また、両モデルとも2台目のサブバッテリーとしても最適です。

自分のライフスタイルや用途に合ったモデルを選んで、快適な電力供給を確保しましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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