最近よく見かける「オープンイヤー型イヤホン」。
耳を塞がないから、音楽を楽しみながらも周囲の音が聞こえるってことで、『ながら聴き』スタイルにぴったりだって話題ですよね。
でも、実際どうなのって気になってる人も多いんじゃないでしょうか?
実は、私もその一人なんです。
そんな中、コスパの良さで定評のある『EarFun』から、なんと初の耳掛け式オープンイヤー型イヤホン『OpenJump』が登場したので、これは試すしかないと購入して使ってみました。
この「OpenJump」、もうね、まさに「ながら聴き」に最適なんです。
例えば、ランニング中に車の音がしっかり聞こえるから安心して走れるし、家事をしながら周囲の音を聞き逃さないといったりと、インターホンに気づけないなんてこともなし、音楽の世界に浸りながらも、ちゃんと現実世界とも繋がっていられるって、想像以上に快適なんです。
しかも、耳にしっかりフィットするフック型デザインだから、どんなに激しく動いてもズレにくいんです。
これならスポーツ時もストレスフリー!そして、長時間つけてても耳が痛くならないように設計されてるのが、地味に嬉しいポイントでした。
気になる音質も、さすがEarFun!オープンイヤーなのに、クリアでバランスの取れたサウンドが楽しめるんです。
正直、オープンイヤーって音質面でどうなの?ってちょっと心配だったんですけど、良い意味で裏切られました。
『ながら聴き』を快適に、そして高音質で楽しみたい!って方には、このEarFun OpenJumpはおすすめできます。
果たして、初めてのオープンイヤー体験はどんなものだったのか、詳しくレビューしていきます。
この記事では、実際に自分で購入して使用したレビューをお届けしてます。
- 「ながら聴き」を重視する人
└周囲の音を遮断せずに音楽を楽しみながら移動や運動、あるいは自宅で家事や育児をしながら音楽を聴きたい方などに最適です。 - 長時間の装着でも快適さを求める人
└片耳わずか7.8gの超軽量オープンイヤーデザインで、耳への圧迫感がなく、長時間着けても痛くなりにくいです。蒸れも少なく、カナル型イヤホンが苦手な方でも快適に音楽を楽しめます。 - 高音質と機能性を求める人
└LDAC対応でハイレゾ級高音質を楽しめ、専用アプリでイコライザーやシアターモード、キー設定など、イヤホンを自分好みに細かくカスタマイズしたい方におすすめです。 - スポーツやアクティブなシーンで利用したい人
└ IPX7の高い防水性能ため、激しい運動による汗や突然の雨にも強く、形状記憶合金と滑り止めシリコンで、運動中でも安定したフィット感がスポーツの使用に最適です。
EarFun OpenJumpの概要
特徴
- 耳を塞がず、周囲音も聞けるオープンイヤー
- 片耳わずか7.8gの超軽量設計で快適
- LDACコーデック対応、ハイレゾ級高音質
- IPX7防水で、汗や雨に強くスポーツに最適
- イヤホン単体11時間、合計42時間の長時間再生
- スマホ・PCなど2台同時接続マルチポイント
- 映画鑑賞に最適な3Dサウンドのシアターモード
- 形状記憶合金とシリコンで快適に耳にフィット
- 専用アプリでイコライザーなど設定を細かく調整
- AIノイズキャンセリング搭載でクリアな通話
製品スペック
サイズ | 76.1mm x 66.9mm x 27.3mm |
---|---|
重さ | 73.5g(充電ケース込み)、7.8g (片耳イヤホン) |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | LDAC、SBC、AAC |
再生可能時間 | LDACオフ:最大11時間 / ケース込み42時間 LDACオン:最大8時間 / ケース込み30.5時間 |
充電時間 | 1時間(イヤホン単体の場合) 2時間(USB-C充電の場合) 3.5時間(ワイヤレス充電の場合) |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 対応 |
ノイズキャンセリング | 非対応 |
外音取り込み | 非対応 |
マルチポイント | 対応 |
自動装着検出 | 非対応 |
専用アプリ | 対応 |
防水規格 | IPX7(イヤホンのみ) |
操作 | タッチコントロール |
カラー | ブラック |
EarFun OpenJumpのレビュー
EarFun OpenJumpをレビューしていきます。
パッケージ内容


- EarFun OpenJump
- 充電ケース
- USB-A to Cケーブル
- 取扱説明書
充電ケースとイヤホンのデザイン
第一印象は正直なところ、ケースはちょっとデカって感じちゃいましたね。
でもこれ、しょうがないんですよね、 耳掛けフックタイプって、イヤホン本体がどうしても大きくなりがちだから、ケースもそれに合わせてケースも大きくなるのは仕方ないですね。

同じEarFunのAir Pro 4のケースと比べると、かなりしっかりとした存在感がありますね。

ケースのサイズは、76.1 x 66.9 x 27.3mm、重さはイヤホン込みで約73.4gとなっています。
このサイズ感にしては軽量なので、カバンやリュックに入れても全然かさばらず、持ち運びもとってもスムーズで、もちろん、ポケットに入れることもできますし、重さで負担になることはないんですが、パンツのポケットによっては、ちょっと存在感を感じることもあるかもしれませんね。


ケースの前面には、充電残量がひと目でわかるLEDインジケーターがあるので、パッと見でバッテリーの状態が確認できるから、うっかり充電し忘れる心配も減って安心ですよね。

充電は、ケース背面にあるUSB Type-Cポートから有線でできるのはもちろん、ワイヤレス充電にも対応しているので、ワイヤレス充電パッドに置くだけで手軽にチャージできちゃいます。


ケースを開けると、まず目に飛び込んでくるのは、耳にかけるフックが特徴的なイヤホンたち、左右それぞれ、専用の収納スペースにピタッと収まっているので、見た目もスッキリ、取り出しもスムーズですよ。

正直なところ、このケースのサイズ感に対して、フタを開けるときの重厚感がもう少し欲しいとこで、良く言えば軽快なんですが、個人的には「ちょっとチープかな?」と感じてしまうのが、ほんの少し残念なポイントです。

同じEarFunのAir Pro 4のケースもプラスチック製なんですけど、OpenJumpだとこの大きさのせいか、余計にそう感じてしまうのかもしれませんね。


イヤホン本体は、耳掛けタイプならではの丸みを帯びたフォルムが特徴が目を引きますね。

この耳にかける細いフレームには形状記憶合金が使われていて、耳の形に合わせてフィットする角度を自由に調節できちゃいます。
手に取ってみると、耳に当たるフレーム部分には、しっとりと柔らかなシリコン素材が使われていので、長時間つけても快適なのはもちろん、ランニングなどの運動でもズレる心配がないんです。

EarFunロゴの部分がタッチコントロールになっており、指でタッチするだけで、再生・停止や曲送りなどの操作ができるので、直感的で使いやすいですよ。

タッチコントロールは、専用の『EarFun Audioアプリ』で自由に使いやすいように設定できるのは嬉しいですよね。
音楽再生/一時停止 | L or Rを2回タップ |
---|---|
次の曲 | Rを3回タップ |
前の曲 | Lを3回タップ |
音量アップ | Rを1回タップ |
音量ダウン | Lを1回タップ |
通話の応答/終了 | L or Rを2回タップ |
着信拒否 | L or Rを2秒間のタップとホールド |
2つ通話に応答/転送 | L or Rを3回タップ |
音声アシスタント | Rを2秒間のタップとホールド |
音が出るハウジング部分の形状はこんな感じで、左右が分かるLRマークもしっかり表記されています。

イヤホン本体の重さは、左右どちらもわずか7.9gと超軽量!これなら、耳への負担を気にせず、とっても快適に装着できそうですね。


このOpenJump、なんとIPX7の防水規格に対応しているので、突然の雨に降られても、運動で思いっきり汗をかいても、水濡れの心配は一切いりません。
IPX7は、水深1メートルの常温の静水に30分間沈めても、機器の機能が正常に動作する。
日常生活で考えられる水濡れ(シャワー、水しぶき、軽い雨など)や、一時的な水没に対応しているため、アウトドアシーンやスポーツなどでも安心して使用できます。
EarFun OpenJumpの装着感
装着感は非常に良好ですよ。
実際に一日中、部屋で仕事をしながら着けてみたんですが、これがもう軽さはもちろんのこと、耳への優しさに感動です。
耳に触れるフック部分がしっとりと柔らかなシリコン素材で覆われているおかげで、耳への負担が本当に少ないので、着けているのを忘れちゃうくらい快適でしたよ。
さらに、周囲の音もちゃんと聴こえるから、ノイズキャンセリング搭載のイヤホンとは違った安心感があるのもポイントですね。
フレームには形状記憶合金が使われているんですが、これがまた見た目のスタイリッシュさを演出してるだけでなく、なんとググッと曲げてフィット感を微調整できるんですよ。
もちろん、グニャっと原形が変わるほどではないので、あくまで微調整の範囲なんですけど、これ侮れませんよ、フィット感がちょっと良くなるだけで、聴こえる音質までグンと変わってくるから、ぜひ一度試してみてほしいですね。
メガネとの相性も気になるところですよね!、でも、OpenJumpはフック部分がスリムな分、メガネをかけてもほとんど気にならないので、メガネユーザーにとってすごく嬉しいポイントだと思います。
もちろん、つける時は一度メガネを外した方がスムーズですよ。
EarFun OpenJumpの音質
オープンイヤー型イヤホンで、一番気になるのはやっぱり「音質」ですよね。
耳を塞がないってことは、「音がスカスカなんじゃないの?」 なんて思われがちですよね。
正直、私も試す前はそう思ってましたが、実際に聴いてみたら、これがまたイイ意味で裏切られたんです。
OpenJumpを初めて聴いたとき、『え、この音質ってマジ?!』って疑うほどで、想像していたよりもずっと自然で、クリアなサウンドに本当に驚かされました。
この価格でこの音質が体験できるなんて、本当にコスパ最高としか言いようがありませんね。
低音域はオープンイヤーなのに意外と「しっかり」してる!
オープンイヤー型イヤホンって、低音が弱点になりがちと聞いていたので、OpenJumpもそこはあまり期待していなかったんですが、これが予想外に頑張ってくれてるんです。
もちろん、耳に響くようなズンズンとした重低音とは違いますが、ベースラインやドラムのキックなんかもちゃんと「そこにある」って感じさせてくれます。
この聴こえ方は、オープンイヤーとしてはかなり優秀だと思いますよ。
このOpenJumpには、なんと14.2mmの『大口径ウール複合ダイナミックドライバー』が搭載されているんです。
さらに、EarFun独自の『BassSurge(バスサージ)』という低音増強技術も合わさって、深みのある迫力の低音を実現しているみたいですよ。
この引き締まった低音のおかげで、ロックのようなパワフルな曲でも、ベースがしっかり響いてまるでライブ会場にいるみたいな臨場感が味わえちゃいます。
しかも、音量を上げても耳に『キツい!』って感じにくいのは、この余裕のある低音パワーのおかげでしょうね。
中音域はボーカルが自然で心地いい!
もしかしたら一番感動したのは中音域かもしれないですね。
ボーカルの声はとても自然で、まるで目の前で歌っているように聴こえるんです。
歌詞もハッキリ聞き取れる上に、アコースティックギターの弦の響きやピアノの音といった繊細な表現までクリアに伝わってきて、聴いていて本当に心地いいんですよ。
ポッドキャストやオーディオブックを聴くときも、人の声が聞き取りやすいので、長時間使っても疲れにくいと感じました。
普段からボーカル曲をよく聴く方には、きっと快適に楽しめるはずですよ。
高音域は伸びやかで刺さらないクリアさ!
高音域は、キレがありつつも、耳に刺さるようなキンキンした感じが全くありません。
シンバルの『シャーン』という響きや、ハイハットの刻む音なんかも、細部までしっかりと聴こえてくるんです。
しかも、音量を上げても耳が疲れるようなことがなく、とっても快適に聴き続けられますよ。
高音の抜けが良く、音の広がり(音場)を広く感じられるので、ライブ音源を聴くとまるで会場にいるかのような臨場感を味わえます。
LDAC音質はさらに解像感が増して鮮明に!
OpenJumpは、なんと高音質コーデック『LDAC』に対応しているので、LDAC対応のスマホなどと接続すれば、解像感がグッと上がって音の輪郭がさらにハッキリして、 今まで聴こえていなかったディテールが見えてくるような感覚になりますよ。
特に、楽器の重なりや、ボーカルの息遣いなんかは、LDACで聴くと『おお!』と唸ってしまいますね。
長時間再生でバッテリー切れの心配なし!
OpenJumpは、イヤホン単体で最大11時間、そして充電ケースを併用すれば、なんと合計最大42時間もの長時間再生が可能だからバッテリー切れの心配なく、音楽を存分に楽しめますよ。
充電方法も、USB Type-Cでの有線充電と、置くだけ簡単なワイヤレス充電の両方に対応しているのが嬉しいポイント。
だから、どんな場所やシーンでもバッテリー切れの心配なく、長時間安心して音楽を楽しめますよ。
複数デバイスもスムーズ!マルチポイント接続に対応
OpenJumpはマルチポイント接続に対応しているので、なんと2台のデバイスに同時に接続しておけるんです。
例えば、PCで作業中にスマホに電話がかかってきても、イヤホンを付け替えることなくそのまま通話に出られるから、これがもうめちゃくちゃ便利。
実際に使ってみても、デバイス間の切り替えは滑らかで接続も安定していて、まったくストレスなく快適に利用できましたよ。
マルチポイント機能とは、複数のデバイスに同時に接続できる機能です。これによりスマートフォンやパソコンを同時に接続し、簡単に切り替えて使用することができます。
EarFun Audioアプリの主な機能
専用の『EarFun Audioアプリ』を使えば、イヤホンの設定をとっても簡単にカスタマイズできます。
- バッテリーステータスの確認
- ゲームモードの切り替え
- シアターモードの切り替え
- EarFunイコライザー
- キーのカスタマイズ
- デュアルデバイス接続
- 自動電源オフ
- イヤホンを探す
アプリのトップメニューからは、現在のバッテリー残量を一目で確認できるほか、ゲームモード、シアターモードといった各リスニングモードへのスムーズな切り替えが可能です。

◾️バッテリー残量の確認
イヤホン本体と充電ケース、それぞれのバッテリー残量をひと目で確認できます。
◾️ゲームモード
55msの低遅延モードを搭載しており、ゲーム中の音ズレを最小限に抑えることで、ストレスなくより快適に楽しむことができます。
◾️シアターモード
立体的な3Dサウンドで映画やドラマの臨場感を高めエンターテインメントの世界を満喫できます。
◾️EarFunイコライザー
手軽に楽しめる数種類のプリセットイコライザーが用意されているだけでなく、自分好みに細かく調整したい方のために、10バンド調整可能なカスタムイコライザーも用意されています。

◾️適応イコライザー
個別の耳の特性に合わせて最適なイコライザーを生成してくれるので、イコライザーの調整が苦手な方には最適です。

◾️キーのカスタマイズ
イヤホンの左右の操作を自由にカスタマイズ可能で、コントロール自体も無効にすることもできます。

◾️デュアルデバイス接続
マルチポイントのデバイス接続設定や、接続中のデバイスの管理ができます。

◾️イヤホンを探す

画像 イヤホン探し
まとめ
この記事では、「EarFun OpenJump」についてご紹介しました。
EarFun OpenJumpをじっくり使ってみて感じたのは、まさに『ながら聴き』に最適なオープンイヤー型イヤホンだということですね。
気になる音質もオープンイヤーなのに、想像以上に高音質だったのは嬉しい驚きで、特に中音域のボーカルのクリアさや、深みのある低音は音楽を聴くのが楽しくなります。
そして、その快適な装着感は軽さに加えて、形状記憶合金のフレームと柔らかなシリコン素材のおかげで、長時間つけていても耳が痛くならないのは本当に優秀ですね。
『オープンイヤーってどうなの?』と迷っているなら、このOpenJumpは間違いなく試す価値アリ!ですね。
音楽を楽しみながらも周囲の音を感じたい、そんな『ながら聴き』派の方には、すすめな一台です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事は個人の感想に基づいています。製品の仕様や価格は変更される可能性がありますので、最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
