パルド（PALDO）の韓国インスタントラーメン「ココ麺」を食べてみました。
韓国のインスタントラーメンといえば、真っ赤なスープで辛さがガツンとくるものが多い印象ですが、この「ココ麺」は一味違います。なんと、スープの色が白いんです。
見た目は澄んだスープで、あっさりしていそうな印象。
しかし、事前に調べた口コミでは「意外としっかり辛い！」という声もありました。
白いスープなのに辛いってどういうこと？ 気になるその味を確かめるべく、実際に食べてみました。
ココ麺とは？
ココ麺は、韓国の人気バラエティ番組『男の資格』で開催されたオリジナルラーメンコンテストから生まれたインスタントラーメンです。このコンテストでは、出演者たちがそれぞれ独自のラーメンを考案し、味や個性を競い合いました。
その中で優勝を勝ち取ったのが、司会を務めるコメディアンのイ・ギョンギュが考案した一杯。
彼が作ったのは、鶏のダシをしっかりと効かせた白く透き通ったスープのラーメンでした。一見すると優しい味わいに思えますが、実はピリッとした辛さがアクセントになっており、そのギャップが審査員の心を掴んだようです。
コンテストでの優勝を機に、このラーメンは商品化され「ココ麺」として発売。
赤いスープが定番の韓国ラーメン市場の中で異色の存在として注目を集め、多くの人に親しまれるようになりました。
ココ麺の作り方
袋に入っているもの
ココ麺のパッケージを開けると、中には麺、かやく、そして粉末スープが入っています。
左側は、ネギ、卵、唐辛子などが入った「かやく」
右側は、鶏ガラベースのスープで、白く澄んだ見た目ながらもパンチがある「粉末スープ」です。
ココ麺を作る
鍋に500mlの水を火にかけ、沸騰したら麺、粉末スープ、そしてかやくを加えて3分ほど煮込むだけです。
ココ麺のできあがり
今回は、余計なアレンジはせずに、シンプルに生たまごをトッピングすることにしました。
ココ麺の白く澄んだスープに、生たまごのまろやかさが加わることで、辛さがほんのりと和らぎ、よりコクのある味わいになります。麺と一緒に絡めて食べるもよし、スープに溶かして味の変化を楽しむもよし。シンプルながらも、奥深い味わいの一杯になりそうです。
ココ麺を実食！
いざ実食です。
まずは麺からいきます。
韓国インスタントラーメンならではのもちもちとした弾力があり、スープもよく絡みつつも歯ごたえが残る絶妙な仕上がりです。
次にスープです。
白く澄んだ見た目とは裏腹に、しっかりとした鶏ガラの旨味が感じられ、あっさりしつつもコクのある味わいです。そして、後からじわじわと効いてくるのが青唐辛子の辛さがやってきます。
最初のひと口、ふた口目は「ピリ辛かな？」といった程度でしたが、食べ進めるにつれてじんわりと辛さが増していきます。とはいえ、激辛というわけではなく、程よい刺激がクセになるバランスの取れた辛さです。
スープの旨味と麺の食感が相まって、どんどん箸が進み、気づけばあっという間に完食。
辛いものが苦手な方でも、挑戦しやすいマイルドな辛さなので、韓国ラーメンに興味がある方にはぜひ一度試してほしい一杯です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
イ・ギョンギュさん美味しいかったです。