EarFunから、驚くほどのコスパを誇り、多くのユーザーから高い評価を得てリリースされている、完全ワイヤレスイヤホンをご紹介します。
それは「EarFun Free Pro 3」です。
このワイヤレスイヤホンは、ハイレゾ対応、アクティブノイズキャンセリング、ワイヤレス充電、マルチポイント接続、など、高級機種にも引けを取らない機能を搭載しています。
これらの機能を搭載したEarFun Free Pro 3は驚くべきことに9,000円以下で手に入る、コスパの高いワイヤレスイヤホンでもあります。
この記事では、実際に自分で購入して使用したレビューをお届けします。
EarFun Free Pro 3の特徴とスペック
EarFun Free Pro 3の特徴を簡単に紹介します。
EarFun Free Pro 3のスペックは以下になります。
EarFun Free Pro 3のスペック | |
---|---|
サイズ | 67mm x 26mm x 30mm |
重さ | 充電ケース含む:約41.5g イヤホン本体 片耳:約5g |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | aptX Adaptive、SBC、AAC、LC3 |
再生可能時間 | ANCオフ- 最大7.5時間/充電ケース使用時は最大33時間 ANCオン- 最大6時間/充電ケース使用時は最大27時間 |
充電時間 | 1.5時間(イヤホン) 2時間(充電ケースby USB-C) 3.5時間(充電ケースbyワイヤレス充電) 10分の充電で2時間使用が可能 |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | ○ |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
防水規格 | IPX5 |
操作 | タッチコントロール |
カラー | ブラウンブラック、シルバーホワイト、ネイビーブルー |
EarFun Free Pro 3のレビュー
EarFun Free Pro 3のレビューしていきます。
充電ケースとイヤホン
充電ケースは細長い形状で、手触りがサラサラとしていています。
ケースにはシンプルにプリントされた「earfun」のブランドロゴがあり、スタイリッシュなデザインです。
ブラウンブラック、シルバーホワイト、ネイビーブルーの3色をラインアップしています。
ケースのサイズは約67mm x 26mm x 30mmで、わずか42gと軽量かつコンパクト。
気軽にポケットに入れて持ち運べるので、とても便利です。
充電ケースの前面にはインジケーターが点灯し、バッテリー残量を確認できます。
バッテリー残量
緑 :30%〜100%
オレンジ:10%〜30%
赤 :10%以下(充電要)
ケースの背面にはUSB Type-Cポートが備えられており、ケーブルを利用して充電が可能です。
わずか10分の充電で2時間使用できる、急速充電にも対応しています。
さらに、ワイヤレス充電にも対応しているので非常に便利ですね。
充電時なインジケーター
赤:充電中
緑:充電完了
ケースを開けると、イヤホン本体がコンパクトに配置され、マグネットでしっかりと固定されているので、落下の心配はありません。
また、イヤホンは簡単につまんで取り出せ、使い勝手も良好です。
ケースを開けると、前回ペアリングした機器と自動的に接続されます。
Bluetooth接続が失敗した場合は、ケース真ん中のリセットボタンで再接続ができます。
イヤホン本体は、四角い形状の各角がやや丸みを帯びているフォルムで、小型かつ軽量なデザインです。
イヤーフックが付いているため、耳に装着した際に安定感が増し、快適な装着感が得られます。
さらに、XS/S/M/L/XLの5種類のイヤーチップとS/M/Lの3種類のイヤーフックが付属しているため、自分の耳に合ったサイズを選ぶことで、より快適なつけ心地を実現できます。
装着するときは、イヤホンをひねってロックするのがポイントみたいです。
左右で約11gと軽量なので、長時間の使用でも疲れにくいイヤホンです。
イヤホン中央の「EarFun」のロゴ部分はタッチセンサーとなっており、タップや長押しによって音楽再生やノイズキャンセリングの切り替えなどが操作できます。
イヤホンLEDインジケータ
電源オン :青色1秒点滅
電源オフ :赤色1秒点滅
ペアリングモード:青色点滅
接続成功 :消灯
工場出荷時の設定:紫色点滅
EarFun Free Pro 3の操作(デフォルト) | |
---|---|
音楽再生/一時停止 | L or Rを2回タップ |
次の曲 | Rを3回タップ |
前の曲 | Lを3回タップ |
音量アップ | Rを1回タップ |
音量ダウン | Lを1回タップ |
ノイズキャンセリング | Lを2秒間のタップ&ホールド |
通話の応答/終了 | L or Rを2回タップ |
通話を拒否 | L or Rを2秒間のタップ&ホールド |
2つ通話に応答/転送 | L or Rを3回タップ |
音声アシスタント | Rを2秒間のタップ&ホールド |
防水規格は「IPX5」に対応しています。
EarFun Free Pro 3の音質
EarFun Free Pro 3は、EarFunワイヤレス製品として初めてハイレゾ認証を取得し、高音質コーデックaptX Adaptiveに対応しています。
また、大口径7mmのドライバーを採用しており、高音域から低音域までバランスの良い音を再生できるワイヤレスイヤホンです。
音質について言えば、やや低音寄りの傾向があり、特に低音域の楽器音は、迫力ある振動が耳に心地よい刺激を与えてくれてます。
その一方で中高音域とのバランスも良く、ボーカルの声も非常にクリアに伝わってくるので、全体的なサウンドのバランスも良く、個人的にはとても聴きやすく感じてます。
音質は「EarFun アプリ」のイコライザーを使って、個々の好みに合わせて調整できるので、デフォルトの音質が合わない場合は、アプリでカスタマイズすることがおすすめです。
また、「Rock」や「Pop」などの音楽ジャンルに合わせた、プリセットイコライザーも備えており、シーンごとに音質を選ぶこともできます。
ノイズキャンセリング機能
EarFun Free Pro 3はハイブリッド型のアクティブノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスイヤホンで周囲の雑音を最大-43dBカットしてくれます。
カフェで使った感想は、周りの雑音や会話音がかなり抑制され、特に空調音などの環境音はかなり低減してくれます。
電車内でも試してみましたが、走行音がかなり軽減され、より音楽に集中しやすくなります。
最大-43dBカットのノイズキャンセリング性能は、価格を上回るクオリティで、音楽や映画を存分に楽しむことができ、作業時も集中できる高性能です。
パワフルな長時間再生が可能
EarFun Free Pro 3は、1回の充電で長時間再生ができて、快適な音楽ライフを楽しむことができます。
10分の充電で、
2時間使用が可能です。
ノイズキャンセリングをオンにすると、イヤホン本体だけで最大6時間、ケースと組み合わせれば最大27時間再生が可能です。
ノイズキャンセリングをオフにすれば、イヤホン本体だけで最大7.5時間、ケースと併用すれば最大33時間再生が可能です。
便利なマルチポイント機能
EarFun Free Pro 3は、最大2台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント機能に対応しています。
実際に親機とのデバイス切り替えもスムーズで途切れることもなく、また遅延も感じることなく音質もクリアで快適でした。
複数のデバイスを使い分ける方にとって、非常に便利なワイヤレスイヤホンだと思います。
切り替える手間がなくて、
ストレスフリーです。
EarFun Audioアプリ
専用の「EarFun Audioアプリ」と連携することで、さまざまな機能や設定をカスタマイズできます。
モード設定
ノーマルモード、外音取込モード、ノイキャンモードの選択が可能です。
その他にも、風ノイズキャンセリングモード、ゲームモードも選択すことができます。
■外音取込モード
イヤホンを外さずに周囲の音を聞く際に便利な機能で、「デフォルト」と「全ての外音」の2つのモードから選択できます。
外部音の取り込みに関しては、多少のノイズが生じることがありますが、周囲の音が聞こえやすくなります。
個人的には、イヤホンをつけたままの会話は、どうしても違和感を感じるので、あまり利用しません。
■ノイズキャンセリングモード
前述でご紹介した機能で、強度は「デフォルト」以外にも「みみ1」から「みみ3」までの4つから最適な強度を選択できます。
この強度の違いが
イマイチわからない。
■風ノイズキャンセリングモード
風ノイズを効果的に低減させます。
風ノイズに悩まされることが多い方にはおすすのモードです。
■ゲームモード
55ms(0.055秒)の低遅延を実現しているので、ストレスなくゲームを楽しむことができます。
EarFunイコライザー
デフォルトサウンド、プリセットイコライザー、カスタムイコライザー、Oluv氏のサイン、適応イコライザーの中から好みの音質を選択できます。
■デフォルトサウンド
その名の通りデフォルトのサウンド、イコライザーの調整がないフラットな音質で聴くことができます。
■プリセットイコライザー
Rock、Pop、Country、R&B、Classical、Jazz、低音ブースト、低音を弱める、高音ブースト、高音を弱めるの10のプリセットが用意されており、シーンに応じて音質を変えることができます。
■カスタムイコライザー
好みのイコライザーを自由に作成できます。
■Oluv氏のサイン
Oluv氏がチューニングした、「バランが良い」、「低音ブースト」のプリセットが用意されています。
「バランスが良い」は低音域を控えめに調整し、全体的にクリアで聴きやすい設定になっているので、低音が強いと感じる方にはおすすです。
Oluv氏はヨーロッパのクラシック音楽の中心地、オーストリアで生まれ、音楽業界で20年以上の経験を積んできた作詞作曲家、プロデューサー、そして音楽愛好者です。
卓越した音楽センスとこれまでの専門知識を活かし、音楽業界で輝かしいキャリアを築いてきた方のようです。
■適応イコライザー
アプリのアップデートによって追加された新機能で、個別の耳の特性に合わせて最適なサウンドを生成することが可能です。
設定を開始すると、低音域から高音域までの8つの音域を順にビープ音が鳴るので、音の聞こえなくなるポイントを設定していく仕組みで、全ての音域の設定を完了すると、ソリューションが生成されます。
生成されたものを試しましたが、全体的には控えめで少しぼやけた音質でした。
今後の改善が期待されます。
キーカスタマイズ
イヤホン本体での操作をカスタマイズができ、必要に応じてコントロールを無効にすることもできます。
詳細設定
EarFunアプリの右上にある歯車マークからは、詳細設定ができます。
- 装着方法: 装着方法の説明が表示されます。
- 製品チュートリアル: 取扱説明書が表示されます。
- よくある質問: 「EarFun Free Pro 3」公式サイトが表示されます。
- EarFun イコライザー: 前述同様のEarFun イコライザーの設定です。
- ゲームモード: 前述同様のゲームモードの設定です。
- キーのカスタマイズ: 前述同様のキーのカスタマイズです。
- デュアルデバイス接続: 接続したいデバイスを最大2台接続することができます。
- 通話マイク設定: マイクのデフォルトを左右どちらかに設定ができます。
- 音声ガイダンスの設定: 音声ガイドの音量設定と言語の設定ができます。
- イヤホンを探す: イヤホンからアラームが鳴り、イヤホンを探すことができます。
- 初期設定に戻る: 工場出荷時の設定に戻ります。
- デバイスを削除する: EarFun Audioアプリから現在のデバイスを削除することができます。
以上が、「EarFun Audioアプリ」についてです。
まとめ
この記事では「EarFun Free Pro 3」についてご紹介しました。
EarFun Free Pro 3は、高機能な機種にも匹敵するほどの充実な機能を搭載し、音質もある程度良くて満足できるワイヤレスイヤホンです。
何よりもコスパの良さが魅力的で、これまで高機能な機種が欲しかったけれど、価格の点で少し悩んでいた方にも、このコスパの優れた製品はおすすめです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。