近ごろ、イヤーカフ型イヤホンってもうすっかり当たり前って感じですよね。
そんな中で、コスパ抜群で人気のEarFunから、ブランド初のイヤーカフ型「EarFun Clip」が2025年7月に登場。
初投入モデルってことで、正直どんな仕上がりなのか気になったので、実際にポチって半年ほど使ってみました。
見た目や機能の派手さはないものの、日常使いで欲しいポイントはきちんと押さえられており、全体として安定感のある仕上がりです。
最も気になるサウンドもこの価格帯としては十分にバランスがとれた仕上がりで、BGM感覚の”ながら使い”はもちろん、普段のリスニングでも物足りなさを感じさせない、毎日の生活に無理なく溶け込む一台です。
オープンイヤー型イヤホンが気になっている方は、ぜひ最後までチェックしてください。
- オープンイヤー・クリップ型ワイヤレスイヤホン
- 10.8 mmカーボンファイバー複合ダイナミックドライバーを搭載
- Hi-Res Audio認証 & LDACによる高解像度音質
- イヤホン単体で最大10時間、充電ケース併用で最大40時間
- IP55(防塵・防噴流)対応
- 片側5.7gという軽量設計、クリップ構造でズレにくさを重視
- 専用アプリでイコライザーを細かく自由に調整できる
EarFun Clipのパッケージ内容とデザイン
パッケージ内容


- EarFun Clip
- 充電ケース
- USB-A to Cケーブル
- 取扱説明書
充電ケースとイヤホンのデザイン
充電ケースはマットな質感で、多少ラフに扱っても指紋が目立ちにくいのが好印象です。

手のひらに収まるほどコンパクトで、ズボンのポケットに入れても邪魔になりません。


前面のインジケーターはバッテリー残量がひと目で確認ができて、日常使いには十分実用的です。

充電はUSB Type-Cケーブルのみの対応なんです。
なぜにワイヤレス充電非対応なのかね?、この点は少し割り切りが必要です。

ケースは上にパッカと開くオーソドックスなタイプで、開けると左右のイヤホンがきれいに収まっています。
取り出す際はワイヤーアーム部分をつまむだけでスムーズに取り出せます。


イヤホン本体は、Clipの名の通り耳を挟み込む「デュアルC型構造」が採用されています。
C型カーブの本体と形状記憶ワイヤと柔らかなシリコン素材のおかげで、動いてもづれにくく長時間使っても耳への負担が少なく、装着感はかなり快適です。

音が鳴るドライバーユニットは球体側におさまっており、こちらを耳に向けて装着します。

ワイヤーアーム接続部分のリングが色分けされていているので、ひと目見で判別できるのは地味ながら便利ですね。

片耳5.7gの軽さ、見た目ほどの重さはなく意外と快適に使えます。

操作はタッチ式ではなく、誤操作が起きにくい物理ボタンを採用しているのもポイント

再生や音量のキーのカスタマイズは「EarFun Audio」アプリから自分好みの設定ができます。

IP55の防水・防塵仕様なので、汗や雨をそこまで神経質に気にせず使えるのは助かります。
ある程度の粉じんの侵入を防ぎ、あらゆる方向からの噴流水にも耐えられる性能です。
日常の汗や雨、多少の水しぶき程度なら問題なく使えるというレベルです。
ただし、水没には対応していません。
製品スペック
| サイズ | 66mm x 48.3mm x 22mm |
|---|---|
| 重さ | 49.2g(充電ケース込み)、5.7g (片耳イヤホン) |
| Bluetooth規格 | Bluetooth 6.0 |
| 対応コーデック | LDAC、SBC、AAC |
| 再生可能時間 | LDACオフ:最大10時間 / ケース込み40時間 LDACオン:最大5.5時間 / ケース込み22時間 |
| 充電時間 | 1時間(イヤホン単体の場合) 2時間(USB-C充電の場合) |
| 充電端子 | USB Type-C |
| ワイヤレス充電 | 非対応 |
| ノイズキャンセリング | 非対応 |
| 外音取り込み | 非対応 |
| マルチポイント | 対応 |
| 自動装着検出 | 非対応 |
| 専用アプリ | 対応 |
| 防水規格 | IP55(イヤホンのみ) |
| 操作 | 物理ボタン |
| カラー | シルバーグレー、ホワイト、ブラック |
EarFun Clipのレビュー
装着感:着けていないかのような快適さ
耳を締め付ける感じはなく、小さなアクセサリーを身につけてるようなふわっと軽く装着できる感覚です。
実際にデスクワークで数時間つけたまま使ってみましたが、耳が痛くなったり違和感を覚えることはありませんでした。
メガネとの干渉もほとんど気にならず、長時間使用でも快適に過ごせます。
音質:1万円以下で納得の音質

正直な感想を言うと、1万円以下のモデルとは思えない完成度ですね。
オープンイヤー構造のため、密閉型のような強い低音の押し出しはありませんが、低域自体は厚みがあり、沈み込むような低音の流れを心地よく楽しめます。
中音域はクリアでほどよい温かみがあり、ボーカルが楽器に埋もれにくく、自然に耳に入ってくる印象です。
高音域も刺さるようなクセはなく、シンバルや弦楽器の細かなニュアンスまで上品に表現されており、全体として抜けの良いサウンドをストレスなく味わえます。
EarFun Clipは LDACコーデックに対応しており、Android端末など高音質接続が可能です。
AAC接続ではややウォームで柔らかな鳴り方ですが、LDACに切り替えることで音の締まりが増し、全体の輪郭がよりくっきりとした印象になります。
イコライザー:豊富な音質のカスタマイズ
イコライザーは専用アプリ「EarFun Audio」から設定でき、「プリセット」「カスタム」「適応イコライザー」の3種類が用意されています。
プリセットイコライザーは全21種類、カスタムでは10バンドの調整が可能です。

- 迫力ある重低音
- トレブルブースト
- ベース低減
- トレブル減少
- ボーカル強化
- ボーカル弱化
- Rock
- Pop
- Country
- R&B
- Classical
- Jazz
- Electronic
- Dance
- Hip-Hop
- Metal
- Blues
- Soul
- Hits
- Latin
- Natural
適応イコライザーは、自分の耳に合う音質を自動調整してくれるので、イコライザー設定が面倒な方には便利な機能ですね。

マルチポイント:スムースな切り替え隙のない実用性
マルチポイントに対応してるので、デバイス間の切り替えも非常にスムーズです。
なお、有効時はLDACとの併用ができなくなりますが、利便性を考えれば許容範囲でしょう。
マルチポイント機能とは、複数のデバイスに同時に接続できる機能です。これによりスマートフォンやパソコンを同時に接続し、簡単に切り替えて使用することができます。
EarFun Audioアプリの主な機能
「EarFun Audio」アプリはキーカスタマイズやイコライザーの他にもカスタマイズできます。
- バッテリーステータスの確認
└ イヤホン本体と充電ケース、それぞれのバッテリー残量をひと目で確認できます。 - ゲームモード
└ 55msの低遅延モードにより、ゲーム中の音と映像のズレを少なくし快適にプレイができます。 - シアターモード
└ 立体的な3Dサウンドで臨場感が高まり、映画鑑賞などをより楽しめます。 - マナーモード
└ 音量を素早く下げられ、周囲の音確認や音漏れ対策に便利です。 - デュアルデバイス接続
└ マルチポイントのデバイス接続設定や、接続中のデバイスの管理ができます。 - 聴力健康
└ 最大音量を制限でき、過度な耳への負担を抑えられます。 - 自動電源オフ
└ Bluetooth切断時の自動電源オフ時間を設定できます。 - イヤホンを探す
└ アラーム音により見失ったイヤホンを探すことができます。
アプリのトップメニューはこんな感じです。

聴力健康と自動電源オフ

イヤホンを探す

まとめ
この記事では、「EarFun Clip」について紹介しました。
arFun Clipは、イヤーカフ型に興味はあるものの「装着感や使い勝手が不安」という人にこそ試してほしい一台です。
軽く挟むだけの快適さと、安定した接続、必要十分な音質をこの価格で実現している点は素直に評価できます。
メリット
- 1万円以下でリーズナブルな価格帯
- LDAC対応による高解像度音質
- 音楽を聴きながら周囲の音も聞こえる
- マルチポイント接続機能に対応
- 本体は最大10時間の連続再生時間
- 長時間の装着でも疲れにくい
- 物理ボタンで操作がしやすい
- 専用アプリでカスタマイズ性が高い
デメリット
- ワイヤレス充電非対応
- マルチポイント接続とLADCの同時使用不可
- 音漏れしやすい
最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事は個人の感想に基づいています。製品の仕様や価格は変更される可能性がありますので、最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

