EarFunから、またしてもコストパフォーマンスに優れた完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。
その名も「EarFun Air 2 NC」です。
このモデルは、前モデル「EarFun Air 2」をさらに進化させ、数々の魅力的な機能を搭載した注目のイヤホンです。
まず、音質面では、ハイレゾ音源に対応するLDACコーデックを採用し、より高音質なサウンドを楽しむことができます。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も装備されて、周囲の雑音を効果的にカット。
静かな環境で音楽や映画に没入できるのはもちろん、オフィスやカフェなどの場所でも快適に使用できます。
また、外音取り込み機能も搭載されており、イヤホンを装着したままでも周囲の音を聞き取ることが可能。
移動中や会話をする際にも、いちいちイヤホンを外す必要がありません。
さらに、ドライバーのサイズが前モデルの10mmから11mmへと拡大され、より迫力のある低音と豊かな音の広がりを実現。加えて、EarFun Audioアプリによる「シアターモード」が新たに追加され、音の定位感が向上し、映画やライブ音源などをより臨場感たっぷりに楽しめます。
これだけの高機能を備えながら、価格はわずか7,990円と非常にリーズナブルと、手頃な価格ながら、最新のオーディオ技術を存分に堪能できる、まさにお値段以上の満足感を提供してくれるイヤホンです。
高品質なサウンドと多彩な機能を求める方にぜひチェックしてほしい一台です。
この記事では、実際に自分で購入して使用したレビューをお届けしてます。
- コスパを重視する人
└多機能でありながら手頃な価格で提供されています。 - ノイキャンセ機能を求める人
└最大45dBのノイズを低減するQuietSmart 2.0技術を搭載しています。 - 高音質を楽しみたい人
└LDAC対応で、ハイレゾ音質を楽しむことができます。 - マルチポイント接続を必要とする人
└複数のデバイスに同時接続できるマルチポイント機能を搭載しています。 - カスタマイズ性を求める人
└専用アプリで音質やノイズキャンセリングの調整が可能です。
EarFun Air 2 NCの概要
特徴
- LDAC対応
└高音質コーデックでハイレゾ音源を楽しめます。 - アクティブノイズキャンセリング
└最大45dBのノイズを低減します。 - 外音取り込み機能
└周囲の音を自然に取り込むことができます。 - マルチポイント接続
└2台のデバイスに同時接続可能です。 - 長時間バッテリー
└イヤホン本体で最大9時間、充電ケース込みで最大40時間使用可能です。 - ワイヤレス充電対応
└充電ケースがワイヤレス充電に対応しています。 - Google Fast Pair対応
└Bluetoothデバイスとの接続がより簡単、素早くできます。 - 専用アプリ対応
└EarFun Audioアプリでカスタマイズが可能です。
製品スペック
サイズ | 62.1mm x 47.5mm x 25mm |
---|---|
重さ | 48g |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | LDAC、SBC、AAC |
再生可能時間 | ANC OFF:最大9時間(イヤホン単体)、40時間(充電ケース込み) ANC ON :最大6時間(イヤホン単体)、27時間(充電ケース込み) |
充電時間 | 1.5時間(イヤホン) 2時間(USB-C経由で充電ケースの場合) 3.5時間(ワイヤレス充電経由で充電ケースの場合) |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 対応 |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
自動装着検出 | 未対応 |
専用アプリ | 対応 |
防水規格 | IPX5(イヤホンのみ) |
操作 | タッチコントロール |
カラー | ブラウンブラック、シルバーホワイト |
EarFun Air 2 NCのレビュー
EarFun Air 2 NCをレビューしていきます。
パッケージ内容


- EarFun Air 2 NC
- 充電ケース
- イヤーチップ(XS/S/M/L)
- USB-A to Cケーブル
- 取扱説明書
充電ケースとイヤホンのデザイン
充電ケースの表面には、LEDインジケーターがひとつだけ配置されており、至ってシンプルなデザインです。
単色のホワイトカラーにマットな質感は、指紋が付きにくい仕上げになっています。

どちらがAir 2 NCでしょう?
ちなみに片方はAirPods Pro 2です。

背面にはEarFunロゴが配置されています。

カラーはブラウンブラックとシルバーホワイトの2色展開です。

サイズは62.1mm × 47.5mm × 25mmと手のひらに収まるコンパクトさで、ズボンやジャケットのポケットに入れてもかさばりにくいです。

実際の重さはイヤホンを含めて47gと、とても軽量です。

EarFun同製品のAir Pro 4と比べると、Air 2 NCがわずかに薄いものの、サイズ感はほとんど変わらないです。


LEDインジケーターは、緑、オレンジ、赤の3色でバッテリーレベルを確認できます。

充電用のUSB Type-Cポートを備えており、その隣にはリセットボタンが配置されています。


もちろんワイヤレス充電にも対応しており、使わない時はワイヤレス充電器に置くだけで手軽に充電が可能です。

ワイヤレス充電に対応してるのは便利ですね。


イヤホンの収納は垂直に差し込むタイプです。


イヤホンはケース内にしっかり固定されるので、逆さになっても落ちる心配はありません。






イヤホン本体はスティック型のシンプルなデザインで、光沢のある本体カラーに側面のマットシルバーを組み合わせた、シンプルながらも統一感のある仕上がりとなっています。


イヤホンは耳にしっかりフィットするデザインで、イヤーチップも柔らかい素材が使われており、長時間使用しても耳が痛くなりにくく快適に装着できます。
イヤーチップは本体にセットされてるものを含めてXS、S、M、Lの4種類が付属しています。


自分の耳に最適なイヤーピースを選ぶことで、耳へのフィット感が格段に良くなり、外部の音を効果的に遮断することで、音楽や通話の音質がクリアに聞こえ、音漏れの心配もなくなります。


実際のイヤホンの重さは9gと軽量です。


イヤホンの側面ロゴの上部がタッチコントロールに対応しています。


タッチコントロールは以下の操作が可能です。
音楽再生/一時停止 | L or Rを2回タップ |
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次の曲 | Rを3回タップ |
前の曲 | Lを3回タップ |
音量アップ | Rを1回タップ |
音量ダウン | Lを1回タップ |
ノイズキャンセリング | Lを2秒間のタップとホールド |
通話の応答/終了 | L or Rを2回タップ |
着信拒否 | L or Rを2秒間のタップとホールド |
2つ通話に応答/転送 | L or Rを3回タップ |
音声アシスタント | Rを2秒間のタップとホールド |
防水規格は「IPX5」に対応しています。
IPX5は、あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がないレベルです。
シャワーの水を浴びたり、流水で洗っても大丈夫なレベルですが、水中に沈めたりはできません。
EarFun Air 2 NCの音質


EarFun Air 2 NCには11mmウール複合ダイナミックドライバーが採用されており、これにより広い音域をカバーしながら、迫力ある低音とクリアな中高音を両立させた音質が特徴です。
実際の音質ですが、低音から高音まで全体的にバランスの取れたサウンドで、特に低音域がしっかりとした存在感があり、中音域もクリアでボーカルや楽器の音が鮮明に聴こえ、高音域も歪みなく再現されています。


EarFunフラグシップモデルのAir Pro 4と比べた感じでは、どちらも音質的には似た印象ですが、Air 2 NCは低音域が若干強めで中高音の繊細さは少し控えめに感じられます。
音場に関してはAir Pro 4ほどの広がりはないものの、まとまりのある音質をしっかりと感じられるため、音楽を十分に楽しむことができます。
さらに、Air 2 NCには「シアターモード」機能も装備されているため、専用アプリからオンにすることで、音の広がりが一気に増し音楽のディテールがより鮮明に感じられ、立体感のある音場を楽しむことができます。
特に、Dolby Atmosや360 Reality Audio対応の音源ではその効果が最大限に発揮されるため、手頃な価格で高音質を求めるユーザーにとって非常に魅力的な機能といえるでしょう。
対応コーデックはSBCやAACに加え、ハイレゾコーデックのLDACにも対応しているため、対応デバイスをお持ちの方は高音質で音楽を楽しむことができます。
ノイズキャンセリング機能


EarFun Air 2 NCは、最大45dBのノイズを低減するハイブリッド・アダプティブ式ノイズキャンセリング機能を搭載してるので、周囲の雑音を効果的に遮断し、静かな環境で音楽を楽しむことができます。
実際に部屋で試したところ、空気清浄機の音がわずかに残るもののしっかりと軽減され、電車内でも騒音が気にならない程度に抑えられるため、音楽を集中するのに十分な性能でした。



ちなみにAir Pro 4は空気清浄機の音は聞こえなくなります。
さすがにAir Pro 4の最大50dBにはわずかに劣りますが、強力なノイズキャンセリングにありがちな装着時の耳への圧迫感が少ないため、そういった感覚が苦手な方にはおすすめです。
さらに、ノイズキャンセリングも3モードが用意されていてEarFun Audioアプリで自分の好みや環境に合わせて選ぶことができます。



イヤホンから切り替えも可能です。


- 風ノイズキャンセリング:風が強い環境や地下鉄の駅などでの風切り音を低減します。
- 耳適応ANC:耳の形状や装着状態に応じてノイズキャンセリングを自動的に調整するモード
- ノイキャンモード:通常のノイズキャンモード
長時間使えるバッテリー


EarFun Air 2 NCは、イヤホン本体で最大9時間、充電ケースを併用することで、合計最大40の連続再生が可能で、同価格帯の他のワイヤレスイヤホンと比較しても非常に優れています。
充電方式も有線とワイヤレス充電に対応しているので、日常生活のさまざまなシーンで快適に使えるので、長時間の使用でもバッテリー切れを心配することなく楽しむことができます。




マルチポイント接続でスムーズ切り替え


これにより、デバイス間での音楽や通話をシームレスに簡単に切り替えることができます。



LDACとの併用は不可です。
接続の設定も非常に簡単です。
2台目のデバイスを接続する際は、イヤホンをケースに入れた状態でリセットボタンを3秒間押すだけで、簡単にペアリングできます。
実際の切り替えもスムーズで接続も安定しているので、ストレスなく快適に利用できました。
マルチポイント機能とは、複数のデバイスに同時に接続できる機能です。これによりスマートフォンやパソコンを同時に接続し、簡単に切り替えて使用することができます。
EarFun Audioアプリの主な機能
「EarFun Audioアプリ」でイヤホンの設定を簡単にカスタマイズできます。
- バッテリーステータスの確認
- ノイキャンモードの切り替え
- ゲームモードの切り替え
- シアターモードの切り替え
- EarFunイコライザー
- キーのカスタマイズ
- デュアルデバイス接続
- 自動電源オフ
- イヤホンを探す
トップメニューでバッテリー残量の確認とノイキャンモード、ゲームモード、シアターモードの切り替えができます。


◾️バッテリー残量の確認
イヤホンおよび充電ケースのバッテリー残量をリアルタイムで確認できます。
◾️外音取込モード
外部の音を取り込たいときに便利な機能です。
周囲のノイズを拾ってしまうため、個人的にはあまり使わない機能ですが、話し声は聞き取りやすくなります。
◾️ゲームモード
55msの低遅延によりゲームプレイ中の音声遅延を最小限に抑え、ストレスなくより快適に楽しむことができます。
◾️シアターモード
サウンドステージが広がり、まるで音楽の中心にいるかのような没入感と、豊かな音のディテールを体験できます。
◾️EarFunイコライザー
30種類のプリセットイコライザーに加え、10バンド調整可能なカスタムイコライザーも搭載されており、音質を自分好みに調整できます。


◾️適応イコライザー
イコライザーの調整がめんどくさーい方には、個別の耳の特性に合わせて最適なイコライザーを生成してくり機能です。


◾️キーのカスタマイズ
イヤホンの操作を自分好みに設定できるのと、コントロール自体を無効にすることもできます。


◾️デュアルデバイス接続
デバイスの接続設定や、接続中のデバイスの管理ができます。


◾️イヤホンを探す
イヤホンを紛失した際に、アラーム音を鳴らして探すことができます。


ここだけが残念!気になるデメリット
ここまで良い点ばかりで欠点がほとんど見当たらないEarFun Air 2 NCですが、ひとつ残念なのは、ケースからイヤホンが取り出しにくいことです。
イヤホンは少し摘みにくく、引き抜きづらいところがあり、一番はイヤーピースが外向きになる収納方式なので、装着時にくるっと半回転させる必要があるため、若干手間に感じることがあります。



収納時も半回転なので、ちょっと面倒です。


AirPods Pro 2のように、イヤーピースが内側に向く収納方式であれば、もっと使いやすかったと感じました。


まとめ
この記事では、「EarFun Air 2 NC
多機能でありながら抜群のコストパフォーマンスを誇るEarFun Air 2 NCは、ただコスパが高いだけでなく、ノイズキャンセリング、音質、バッテリー持ちなど、性能も高く全体的にバランスの取れた製品と言えます。
コスパを重視する方には特におすすめの一台ですので、ぜひ試してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事は個人の感想に基づいています。製品の仕様や価格は変更される可能性がありますので、最新の情報は公式サイト等でご確認ください。



