Ankerが自信を持ってお届けしている、Anker Primeシリーズにラインアップされている、高性能なモバイルバッテリーをご紹介します。
それは「Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)」です。
このモバイルバッテリーは文字通り、大容量の12,000mAhと最大合計130Wの高出力に対応したモバイルバッテリーなんです。
さらに、最大65W対応のUSB-Cを2ポートを搭載し、スマートフォンからノートPCまで様々なデバイスを同時に充電ができる、頼りになるモバイルバッテリーです。
また、バッテリーの残量や充電にかかる時間、出力状況などをリアルタイムで確認ができるディスプレイも搭載しています。
この記事では、実際に自分で購入して使用したレビューをお届けしてます。
Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)の基本情報
スペックと特徴
Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)のスペック | |
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サイズ | 約135 x 55 x 33mm |
重さ | 約360g |
ポート | USB-C × 2 |
充電用端子 | ポゴピン端子:専用充電スタンド用 (別売り) |
入力 | USB-C:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3.25A (MAX 65W) ポゴピン端子:MAX 65W |
出力 | USB-C:5V=3A / 9V=3A / 10V=2.25A / 15V=3A / 20V=3.25A (各ポートMAX 65W) |
バッテリー容量 | 12,000mAh |
最大合計出力 | 130W |
パススルー | 未対応 |
外観デザイン
本体はプラスチック素材ですが、シルバーグレーでメタルっぽい外装です。
正面のディスプレイパネルはAnkerロゴがプリントされた、ガラス面のような光沢がある黒いパネルで構成されていて、とても高級感があるデザインです。
ちょっと指紋が目立つよ!
背面には「Designed by Anker Innevations」と小さくプリントされてます。
側面にディスプレイ用のボタンを装備してます。さらに、手に取ったときの滑りを止める細かい溝が刻まれています。
本体サイズは約135×55×33mmの直方体型、握りやすいサイズではあります。
重さは約359gと少し重量感があるので、スマートフォンと一緒に持ちながらの充電には不向きです。
もちろん、外出時の持ち運びには問題ありませんが、常に持ち運ぶとなるとそれなりに重さがあるので、他の荷物とのバランスを考慮する必要がります。
350mlのペットボトルよりちょっと軽めです。
天面には最大65W対応のUSB-Cを2ポート装備してます。
底面には、別売りの専用充電スタンド「Anker Charging Base (100W) for Anker Prime Power Bank」のポゴピン端子を装備。
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Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)のディスプレイ表示内容
側面のボタンを押すと、ディスプレイ上部にバッテリー状況が表示されます。
表示中、さらにボタンを押せば表示が切り替わります。
以下、表示の切り替わる順で掲載。
バッテリー残量の表示
本体バッテリー残量が確認できます。
円グラフと数値(%)での残量表示で確認しやすいです。
USB-Cポートに接続すると、入出力ワット数と残り時間が表示されます。
バッテリー状態の表示
本体バッテリーの状態が確認できます。
ディスプレイの表示時間設定
ディスプレイの表示時間の設定ができます。
設定は30秒、1分、5分、30分の選択が可能。
設定はボタンを2秒間長押し、点滅したら選択可能になります。
さらにボタンを押して設定時間を選択します。
再度2秒間長押しで決定されます。
ディスプレイの輝度設定
ディスプレイの明るさを「High」「Medium」から選択できます。
設定方法はディスプレイ表示時間と同様です。
たま〜にニコります。
ボタンを連打すると笑顔が現れます。
ちょっと、和みますね。
Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)の性能
iPhone15は約2回の充電が可能
Anker公式では、12,000mAhの大容量で、iPad Proへ約1回充電が可能、iPhone 15へも約2回充電できるとしています。
実際にiPhone15を、バッテリーを使い切った状態から充電を試したとろ、2回目の充電は98%のところでバッテリー残量が0%となり、2回目はフル充電とまではいきませんでした。
とは言え、普段はバッテリーを使い切ってからの充電はしないので、普段使いであれば約2回のフル充電は可能でしよう。
USB-Cは最大65Wで最大合計130Wのパワフル充電が可能
USB-Cは最大65Wで充電が可能で、2ポートを同時に利用するときは最大合計130Wの出力で充電できるため、ノートPCやさまざまなデバイスを同時に急速充電できます。
ノートPCを2台同時充電も可能。
最大入力65Wで本体チャージが約45分で完了
大容量となると、本体バッテリーの充電に時間がかかる印象があります。
「Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)」は入力も最大65W対応なので、65W以上の出力ができる充電器であれば、なんと約45分でフル充電が完了します。
実際に65W以上の充電器で充電したところ、驚きの約37分で完了しました。
まさに神充電で、ディスプレイの残量が見る見る増えていくのが実感できます。
このAnker Prime Power Bankには、専用の充電スタンドもラインアップされています。
それが「Anker Charging Base (100W) for Anker Prime Power Bank」です。
充電器の上にAnker Prime Power Bankを置くだけで、充電が簡単にできる便利デバイスです。
興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。
パススルー充電は非対応
「Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)」はパススルー充電に非対応のため、同時に本体充電とデバイス充電はできません。
同時に行った場合、本体充電が優先され、デバイス充電は無視されます。
また、本体充電が完了してもデバイス充電は自動的には開始されません。
本体に充電器が接続されている間は、デバイス充電はできないようです。
なぜか12000mAhモデルは未対応なんです。
パススール充電が必要な方には、Anker Prime Power Bankの上位モデルである20,000mAhまたは27,650mAhモデルを選択することもおすすめです。
まとめ
この記事では「Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)」について、ご紹介しました。
Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W)はシリーズ中では容量が小さいモデルですが、それでも12,000mAhの容量と高出力対応により、様々なデバイスの急速充電が可能な高性能なモバイルバッテリーです。
さらにディスプレイ搭載により、バッテリー残量や充電時間の確認が容易で、専用の充電スタンドにも対応しているため、非常に便利なモバイルバッテリーと言えます。
今回ご紹介の12,000mAhモデルは、ノートPCの充電にはやや容量不足かもしれません。
ノートPCへの充電はあくまで緊急時の保険と考え、本格的な充電を検討している方は上位モデルを選択すると良いでしょう。
とは言え、持ち運びにも便利で、安全性も高いモバイルバッテリーです。
これからのモバイルライフに欠かせないアイテムですので、ぜひご検討してみてはいかがですか。