WF-1000XM5を試してみた|音質・機能性・デザインをレビュー

WF-1000MX5 ガジェット
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世界最高レベルのノイズキャンセリング性能とコンパクトなデザインによる優れた装着性で評価が高い、ソニーのフラグシップモデルの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」をご紹介します。

このWF-1000XM5は、前モデルに比べて機能、性能、音質、デザインのすべてが進化しており、特にノイズキャンセリング性能は20%向上し、音質は低音域から高音域までクリアでバランスの取れた高音質に仕上がっています。

デザインも小型軽量になり耳にしっかりフィットし長時間の使用でも快適であり、さらに一度の充電で長時間使用できるため外出先でも安心です。

この記事では、実際に使ってみたレビューをお届けします。

こんなヒトにおすすめ
  • 周囲の音を遮断して音楽に浸りたい方
  • バランスの取れたクリアな音質を求めてる方
  • 一度の充電での長時間再生を重視する方
  • 小型軽量なデザインで、装着感も重視する方
  • 専用アプリで自分好みの設定をしたい方

WF-1000XM5の基本情報

スペックと特徴、パッケージ内容

WF-1000XM5のスペックは、以下になります。

WF-1000XM5のスペック
ケースサイズ64.6mm x 40.0mm x 26.5mm
重さ充電ケース:約48g、イヤホン:5.7g(片耳)
Bluetooth規格Bluetooth 5.3
対応コーデックSBC, AAC, LDAC, LC3
再生可能時間NCオン:最大8時間 / 充電ケース込み最大24時間
NCオフ:最大12時間 / 充電ケース込み最大36時間
充電時間約2時間 / クイック充電対応(3分充電で60分再生可能)
充電端子USB Type-C
ワイヤレス充電
ノイズキャンセリング
外音取り込み
マルチポイント
専用アプリ〇(Headphones Connect)
防水規格IPX4
操作タッチコントロール
カラーブラック / プラチナシルバー

WF-1000XM5の特徴を簡単に紹介します。

WF-1000XM5の特徴
  • 世界最高レベルのノイズキャンセリングを搭載
  • 低音域から高音域まで高い音質再現
  • 2台同時に接続できるマルチポイント機能搭載
  • イヤホン本体とケースで最長36時間再生可能
  • 小型・軽量で高い装着性とミニマルデザイン
  • 専用アプリで自分好みに設定が可能

WF-1000XM5のパッケージ内容です。

WF-1000XM5のパッケージ内容
WF-1000MX5
WF-1000MX5
  • WF-1000XM5ヘッドセット
  • 充電ケース
  • ノイズアイソレーションイヤーピース(SS/S/M/L 各2)
  • USB Type-Cケーブル(USB-A – USB-C)
  • 取扱説明書

WF-1000XM5の外観デザイン

充電ケース

WF-1000XM5の充電ケースは、マットな質感と滑らかな曲線が特徴のコンパクトかつスタイリッシュな外観で、金色の「SONY」ロゴが高級感を演出してます。

WF-1000MX5

カラーはブラックのほか、プラチナシルバーが用意されてます。

WF-1000MX5
出典: SONY

充電ケースのサイズは64.6mm x 40.0mm x 26.5mmとコンパクトで、ポケットに入れても気になりません。

WF-1000MX5

AirPods Pro2と比べると、ほぼ同じくらいの大きさです。

WF-1000MX5

厚みもこんな感じです。

WF-1000MX5

イヤホン込みで48.4gと軽量なので、常に鞄に入れておいても気にならない重さです。

WF-1000MX5

充電ケース前面の小さなインジケーターで、ヘッドセットやバッテリー残量、充電状態、ペアリングモードの状態などを確認できます。

WF-1000MX5

背面には、ペアリングなどに使うボタンと充電用のUSB Type-Cポートが装備されています。

WF-1000MX5

3分充電で60分再生可能

ワイヤレス充電にも対応

WF-1000MX5

充電ケースを開けると、こんな感じでイヤホン本体が収納されてます。

WF-1000MX5

取り出す際は、イヤホンの内側から外側に倒しながら引き上げると、簡単に取り出せます。

WF-1000MX5

イヤホンはツルツルして滑りやすいため、取り出す際は落とさないか心配です。

特に駅のホームでは全集中で!

イヤホン本体

イヤホン本体は、丸みを帯びたほぼ球体デザインで、耳に装着したときのフィット感は抜群です。

上部はマット加工が施され、その外周は光沢仕上げのコントラストを演出したデザインになってます。

SONYロゴとマイク部分が金色で統一され、高級感がある仕上がりになってます。

WF-1000MX5

イヤホン本体の重さは、左右で11.4gです。

片耳の重さは5.7gです。

WF-1000MX5

イヤーチップはソニー独自開発のノイズアイソレーションイヤーピースを採用、遮音性や装着安定性に優れていて、長時間快適に装着が可能です。

WF-1000MX5

SS/S/M/L」の4サイズが用意されているため、自分の耳に合ったサイズを選ぶことで、より快適な付け心地を実現し、長時間装着しても耳が痛くなったり疲れたりしにくいです。

イヤホンのタッチセンサーをタップすることで、再生や通話、ノイズキャンセリング機能の切り替えなどの操作ができます。

WF-1000MX5
WF-1000XM5の操作
再生/一時停止Rを1回タップ
次の曲、受話/終話Rを2回タップ
前の曲Rを3回タップ
音量を上げるRを4回以上タップ
音声アシストの起動/解除Rを長押し
外音コントロールLを1回タップ
受話/終話Lを2回タップ
音量を下げるLを4回以上タップ
クイックアテンションモードLを長押し

WF-1000XM5のレビュー

快適な装着感

イヤホンは小型・軽量で、耳の内側にフィットする曲線形状とノイズアイソレーションイヤーピースにより抜群のフィット感です。

長時間着けていても、安定していて快適な着け心地です。

WF-1000MX5

全音域バランスの取れたクリアな音質

SOUND QUALITY

WF-1000XM5は、ソニー独自開発の大型8.4mm「ダイナミックドライバーX」が採用されており、高音域から低音域までバランスの取れたクリアなサウンドが提供されている印象です。

高音域は耳障りなく繊細で、中音域のボーカルがしっかりと表現され、低音域ではドラムやベースの迫力ある重低音も感じることができ、バランスよく幅広いジャンルの音楽を楽しめます。

また、音楽を聴くだけでなく、映画鑑賞にも最適で、映画のサウンドトラックや効果音も、まるで劇場にいるかのような迫力と臨場感で楽しむことがきます。

完全ワイヤレスでLDACに対応

WF-1000XM5はハイレゾ再生が可能です。

LDAC対応機器であれば、高品質な音楽を楽しむことができます。

DSEE Extremeでハイレゾ級の臨場感

「DSEE Extreme」はMP3などの圧縮された音楽ファイルをSBC/AAC/LDACのコーデックでBluetooth再生する際、最大96kHz/24bitまで拡張してくれるので、ハイレゾ相当の高音質で音楽をより豊かでクリアに楽しむことができます。

実際にiPhoneでONにして聴いてみると、明らかに音の広がりを感じることがてきます。

DSEE Extreme」は専用アプリでONする必要があります。

通話音質もクリア

通話品質もクリアで安定しています。

駅構内のざわついた場所でも、周囲の騒音を効果的に遮断し、クリアな声を収音してくれるので快適な会話ができます。

ノイズキャンセリング

NOISE CANCELING

WF-1000XM5は、新搭載の統合プロセッサーにより、リアルタイムに環境に合わせてノイズキャンセリング性能を最適化することで、前モデルよりもノイズ低減が20%強化されています。

実際にイヤホンを装着してみると、周囲の音が一瞬で消えるというノイズキャンセル独特の感覚を味わうことができます。

カフェ店内で使用したところ、周囲の会話や空調の音、店内の雑音などはほぼ消し去ってくれましたが、女性が話す高い声は若干耳に入ってきますが、それも音楽を再生すれば気にならなくなります。

電車内でも使用したところ、走行音がかなりカットされることを実感できます。

2台同時接続可能なマルチポイント対応

WF-1000XM5は、最大2台のデバイスと同時に接続できるマルチポイント機能に対応しています。

デバイスの切り替えがスムーズで、使い勝手が良い便利な機能です。

マルチポイントとは

マルチポイントとは、Bluetooth対応機器をスマホやパソコンなど、複数の機器に同時につなげることができる機能です。
例えば、パソコンで音楽を聴きながら、スマホからの着信にも対応できます。

1回の充電で長時間使用可能なバッテリー

WF-1000XM5は、ノイズキャンセリングをオンにした状態で、イヤホン本体のみで最大8時間再生可能、充電ケースを使用することで最大24時間の再生が可能になり、一日中音楽を楽しむことができます。

ノイズキャンセリングを切れば、充電ケース込みで最長36時間の再生が可能です。

また、急速充電機能も素晴らしく、たった3分充電で60分再生可能で、忙しい朝でも10分も充電すれば、通勤中の音楽が確保できます。

IPX4相当の防滴性能

防水規格は「IPX4(生活防水)」に対応しています。
これにより、汗や小雨などの水滴からイヤホンを守ることができ、運動中の汗や急な雨でも安心して使用することができます。

ただし、完全防水ではないため、水に浸すことは避ける必要があります。

日常生活での使用においては十分な防水性能を備えていると言えるでしょう。

IPX4

IPX4は、あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がないレベルです。
水周りでの水しぶきや少々の雨に当たっても大丈夫なレベルですが、水中に沈めたりできません。

専用アプリ「Headphones Connect」

専用アプリ「Headphones Connect」と連携すると、さまざまな設定や操作を行うことができます。

主にアプリでできること
  • アダプティブサウンドコントロール
  • 外音コントロール
  • スピーク・トゥ・チャット
  • イコライザー
  • 360 Reality Audio
  • Bluetooth接続品質
  • DSEE Extreme
  • タッチセンサーの機器を変更
  • ほか各種設定…など

ダッシュボードではヘッドホンの電源オフやバッテリー残量、設定の状態が確認ができます。

また、ステータス/サウンド/システム/サービスの各設定が選択ができます。

WF-1000MX5

アダプティブサウンドコントロール

アダプティブサウンドコントロール」はノイズキャンセリングや外音取り込みレベルを、歩いている時、止まっている時、電車に乗っている時など、シーンに応じて自動的に切り替わります。

歩いているとき、適度に外音が入り周りの車を察知できます。

WF-1000MX5

外音コントロール

外音コントロール」はノイズキャンセリング、外音取り込み、オフを選択できます。

外音取り込みレベルは20段階の調整ができます。
ボイスフォーカスは、雑音を抑えながら人の声を強調して取り込めるようになります。

WF-1000MX5
WF-1000MX5

スピーク・トゥ・チャット

スピーク・トゥ・チャット」を有効にすると、話し始めるだけで再生中の音楽が一時停止して外音を取り込みになり、イヤホンを装着しまま会話ができます。

また、会話終了後は指定の時間が経過すると、音楽が再び再生されます。

WF-1000MX5

イコライザー

イコライザー」は用意された8つのプリセットから、好みの音質を選ぶことができます。

そのほか、Manual設定で自分好みの音質を設定することもできます。

WF-1000MX5

ファインド・ユア・イコライザー」は、イコライザーの設定を自分の好みの音質に自動で設定してくれます。

自動で好みのイコライザーが設定できます。

WF-1000MX5
WF-1000MX5

360 Reality Audio

「360 Reality Audio」は、全方位に広がる音に包まれるような音楽体験ができます。

アプリで耳の形やヘッドホンの特性を最適化することで、よりリアルな臨場感ある音楽体験ができます。

WF-1000MX5
WF-1000MX5
WF-1000MX5

Bluetooth接続品質

Bluetooth接続品質」は、⾳質を優先する[⾳質優先]か、接続の安定性を優先する[接続優先]を選択できます。

WF-1000MX5

DSEE Extreme

DSEE Extreme」の設定ができます。

WF-1000MX5

タッチセンサーの機器を変更

タッチセンサーの機器を変更」では、左右のイヤホンに「外音コントロール/Quick Access」または「再生コントロール」のいずれかを割り当てることができます。

この2つ以外の個別の設定できません。

WF-1000MX5

まとめ

この記事では「WF-1000XM5」について、ご紹介しました。

WF-1000XM5は、ノイズキャンセリング、音質、機能性、デザインの全てにおいて高いパフォーマンスを発揮する完全ワイヤレスイヤホンです。

ソニーの最新技術が詰まったこのイヤホンは、今までの音楽体験を一変させること間違いでしょう。

どんな場所でも静寂の中でバランスの取れた音楽体験をしたい方は、ぜひこの完全ワイヤレスイヤホンを検討してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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