子供部屋に置いても邪魔にならず、コンパクトでパワフルな空気清浄機をお探しの方におすすめしたいのが、「Levoit Core 200S」です。
このモデルは、そのコンパクトなデザインと効率的な空気浄化能力で、搭載している高性能フィルターにより、花粉やホコリ、ペットの匂いなどの微粒子を効果的に除去します。
さらに、静音設計が施されているため、子供が睡眠中でも、機械の動作音を気にすることなく、清潔で新鮮な空気を提供し続けることができます。
スマートフォンアプリとの連携により、外出先からでも空気清浄機の設定を調整できるため、帰宅時にはすでに理想的な室内環境が整っているのです。
Levoit Core 200Sは、快適な生活空間を実現するためのパートナーとなるでしょう。
我が家では、手頃な価格と18畳の広い部屋にも対応する優れた性能が魅力的で、子供部屋用に購入しました。
この記事では、実際に自分で購入して使用したレビューをお届けしてます。
Levoit(レボイト)とは?
Levoitって、どんなブランドなの?
「Levoit」は「VeSync(ウィーシンク)」という企業の製品ブランドの1つで、空気清浄機や加湿器などの家電製品を提供しているブランドです。
VeSyncついて
Vesync(ウィーシンク)は2011年にアメリカで設立した小型家電製品のグローバル企業です。 生活環境をより綺麗、健康、便利、安全にするための「Levoit(レボイト)」、「COSORI(コソリ)」、「Etekcity(イテクシティ)」の3つの製品ラインをアメリカ、ヨーロッパ、カナダ、中国や東南アジア等の国や地域で展開しております。
Vesync(ウィーシンク)
Levoit Core 200S の 基本情報
本体とサイズ
ファン式とイオン式の両方を組み合わせたダブル浄化方式を採用しており、脱臭、除菌、花粉吸収、集じんなどを除去することができる小型空気清浄機です。
360°全方位から汚れた空気を吸引して浄化、適用面積は18畳(約29m²)までカバーできます。
この空気清浄機は円柱デザインで、本体サイズは「20×20×32cm」です。
ペットボトル(2ℓ)と比較すると、その小型さがよくわかります。
機能と操作
Levoit Core 200Sの操作パネルは、機器の上面に設置されており、直感的なタッチ操作で手軽に設定変更が可能です。
Levoit Core 200S の 制御ボタン | |
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・電源ボタン 本器の電源をオン/オフ | |
・ファン回転速度ボタン 風量を3段階(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)で切り替え | |
・スリープモードボタン レベルⅠより静かな24dB以下で運転 | |
・タイマーボタン 2・4・8時間のタイマー設定 | |
・ナイトライトボタン 暖色のナイトライトを搭載、明るさは2段階調整 | |
・プラズマボタン プラズマ機能のオン/オフ切り替え | |
・表示ボタン パネル表示のオン/オフ切り換え | |
・Wi-Fi表示 Wi-Fiのオン/オフ表示 | |
・フィルターチェック表示 フィルター本体の点検時期を知らせる表示 |
フィルター
Levoit Core 200Sのフィルターシステムは、3段階の浄化プロセスを採用しています。
最初の段階はプレフィルターが大きな粒子を捕捉し、次に高効率の静電HEPAフィルターが0.1μm以上の微細な粒子を99.97%除去します。
最後の層は高品質の脱臭フィルターで、空気中の不快な臭いを取り除きます。この高度なフィルターシステムにより、室内の空気が効果的に清浄されるのです。
フィルターの交換はおおよそ2年に1回(目安)で良いので、コストを抑えることができます。
出典:jp.vesync.com
スペックと特徴
Levoit Core 200Sのスペック | |
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電源 | AC 100V 50/60Hz |
適用面積 | 18畳( 約29m²) |
清浄時間 | 8畳/15分(「強」運転時) |
運転音 | 24dB~46dB |
風量 | 3.86㎥/分 |
消費電力 | 9W~33W |
サイズ | 20× 20× 32cm |
本体重量 | 3kg |
Levoit Core 200S を使用した感想
実際に使っての感想です。
清浄・脱臭の効果は?
子供部屋に入った際、微細なほこりや息子の「男臭」なのか若干の臭いも気になります。
Levoit Core 200Sを使い始めてから、以前は気になっていた室内の臭いがほとんど気にならなくなりました。
この空気清浄機の効果は、部屋に足を踏み入れた瞬間から実感できるほどです。
コンパクトな本体からは想像もつかないほどの強力な吸引性能に、使用してみて本当に驚きました。
スリープモードで約1ヶ月半運転してみた結果、フィルターがどれだけのホコリを捕らえたかは、以下の写真でご確認いただけます。
見事なほこりの吸着でビックリです。
スリープモードでの運転にもかかわらず、空気中のホコリや微粒子をしっかりと取り除いてくれました。
今回、1ヶ月半という長い運転期間にわたって使用し続けた理由を補足させて下さい。
通常、フィルターは2〜4週間ごとのメンテナンスが推奨されています。
私もその頻度でフィルターをチェックするつもりでした。
しかし、私の誤解により、フィルターの汚れ具合を機器の「フィルターチェック表示」機能が教えてくれると思い込んでいました。
実際には、この機能はフィルターの状態を自動で通知するものではなかったため、予定よりも長くフィルターを使用してしまったのです。
後で説明書を読み返すと、フィルターの点検時期を知らせるランプだったことに気付きました。
運転音は?
Levoit Core 200Sの風量レベル「Ⅱ」と「Ⅲ」は、ファンの音が目立つため日常的な使用には適していません。
しかし、レベル「Ⅲ」を使用すれば、8畳の部屋でもわずか15分で空気をきれいにすることができます。
一方で、レベル「Ⅰ」は非常に静かで、通常は気になることはありません。
ただし、設置場所や就寝時など、静けさを求められる環境では、ファンの音が気になることもあります。
我が家では、空気清浄機をベッドのそばに設置しているため、息子は就寝時にレベル「Ⅰ」の音も気になるようです。
そのため、息子は「スリープモード」を常用しています。
このモードでは、静かな運転音で快適に睡眠を妨げず、効率的に空気を浄化することができます。
寝室で使用する場合は、静かな「スリープモード」がおすすめです。
Levoit Core 200S の評価
良かったところ
手頃な価格で高い価値を提供
Levoit Core 200Sは、先進的な空気浄化機能と脱臭能力を兼ね備えたモデルで、スマートフォンアプリを介しての遠隔操作が可能です。
この機能により、外出先からでも室内の空気環境をコントロールできるため、常に快適な室内空気を保つことができます。
また、本体価格が1万円台という手頃さは、このクラスの空気清浄機の中でも特にコストパフォーマンスに優れていることを示しています。
さらに、フィルターの交換が推奨されるのは2年に1度という長いサイクルであるため、維持費の面でも経済的です。
効率的な浄化性能を備えたコンパクトデザイン
Levoit Core 200Sは、そのコンパクトなサイズがどんな空間にもフィットするため、設置場所を選ばない利便性を持っています。
この小さながらも強力な空気清浄機は、風量レベル「Ⅲ」で運転した場合、8畳の部屋の空気をわずか15分で効率的に浄化することができます。
その円柱の本体デザインは、どの角度からも空気を取り込むことができるため、360°全方位にわたってほこりやハウスダストを確実に捕捉し、除去します。
さらに、このモデルは脱臭機能にも優れており、使用すると室内の空気が明らかに新鮮になり、不快な臭いが減少することを実感できます。
日々の生活の中で、清潔で快適な室内環境を維持するための強力なサポートとなります。
出典:jp.vesync.com
手軽に行えるフィルターのお手入
Levoit Core 200Sのフィルターは、ユーザーフレンドリーな設計が施されており、取り外しも非常にシンプルです。
お部屋の定期的な掃除を行う際に、フィルターの清掃も手間なく行えるため、いつでも清潔な空気を保つことができます。
フィルターを取り外すプロセスは直感的で、本体を軽く逆さまにしてフィルターカバーを開けるだけです。
フィルターメンテナンスは、非常に簡単で2〜4週間ごとに、柔らかいブラシや掃除機のアタッチメントを使用して、フィルターの表面に蓄積したほこりを取り除くだけです。
その後は、フィルターをセットしてカバーを元に戻すだけです。
この簡単な手順により、忙しい日常の中でも、空気清浄機のメンテナンスが負担にならず、常に最適な性能を維持することが可能です。
スマート家電対応で遠隔操作が便利
Levoit Core 200Sをさらに便利に活用するためのveSyncアプリは、ユーザーにとって非常に便利なツールです。
このアプリを利用することで、本体の直接操作ではアクセスできない「スケジュール設定」や「花粉モード」といった特別な機能を遠隔からでも簡単に設定できます。
これにより、ユーザーは自分の生活リズムや季節の変化に合わせて、空気清浄機の動作をカスタマイズすることが可能になります。
例えば、「スケジュール」機能を使えば、帰宅前に空気清浄機を起動させることで、家に着いたときにはすでに空気が浄化されている状態を実現できます。
また、「花粉モード」は、花粉の多い季節に特に役立ち、アレルギーを持つユーザーにとっては大きな安心材料となります。
さらに、スマートフォンからは1~24時間の範囲でタイマーを設定することができ、これにより不在時でもエネルギーの無駄遣いを防ぎつつ、必要な時にのみ空気清浄機を稼働させることができます。
このようにveSyncアプリは、Levoit Core 200Sの機能を最大限に引き出し、ユーザーの快適な生活をサポートするための強力なアシスタントにもなります。
気になったところ
自動運転機能は非搭載
Levoit Core 200Sには、空気の汚れを自動で検知し、それに応じて風量を調整する機能は搭載されていません。
しかし、スマートフォンアプリを通じて「花粉モード」を活用することで、ユーザーは風量を20分ごとに自動で切り替え、効率的に空気を浄化するカスタマイズされた運転を行うことができます。
このモードは特に、花粉が多く飛散する季節において、アレルギー対策として非常に有効です。
価格を考慮すれば妥当であると言えるでしょう。
加湿機能は非搭載
Levoit Core 200Sはには加湿機能が搭載されてないため、加湿が重要な要素である方には適していないかもしれません。
逆に加湿機能がないことで利点もあります。
加湿機能付きの空気清浄機は、水タンクの定期的な補充や清掃が必要であり、これが意外と手間がかかる作業になることが少なくありません。
しかし、Levoit Core 200Sはそのようなメンテナンスが不要で、日々の使用が非常に簡単です。フィルターの清掃もシンプルで、特別な工具や手順を必要としません。
運転音は若干気になる
前述したように、Levoit Core 200Sの風量レベル「Ⅱ」と「Ⅲ」は、ファンの音が目立つため日常的な使用には適していません。
ただし、風量レベル「Ⅰ」や「スリープモード」では、ファンの音はかなり抑えられており、日常的な使用ではほとんど気にならないほどです。
しかし、非常に静かな部屋や夜間のような静かな時間帯では、どんなに小さな音も際立つことがあります。
また、空気清浄機の設置場所が寝室など、静寂が特に重視される場所であれば、運転音がより顕著に感じられる可能性があります。
我が家では、シャープのプラズマクラスター空気清浄機も使用しており、その静音モードは非常に静かですが、就寝時などは運転音が気になることがあります。
これは、ファンを搭載した家電製品に共通することであり、完全に無音であることは技術的に難しいため、ある程度の運転音は避けられない側面があります。
空気清浄機の選択にあたっては、運転音の大きさも重要な要素の一つです。
運転音に敏感な方は、購入前に実際の運転音を確認することをおすすめします。
まとめ
この記事では「Levoit Core 200S」について、ご紹介しました。
購入前には、小型の空気清浄機が本当に効果的なのかどうか半信半疑でしたが、実際に「Levoit Core 200S」を使い始めてみると、その疑念はすぐに晴れました。
部屋の空気が明らかにクリアになり、以前は気になっていた不快な臭いも感じなくなりました。
コストパフォーマンスに優れ、期待以上の結果をもたらしてくれたのですから、満足感は計り知れません。
さらに、Levoitの製品ラインナップには「Core 200S」の上位モデルとして「Core 300シリーズ」も存在します。
これらの上位モデルは、より広いスペースに適しており、部屋の大きさやニーズに応じて最適なモデルを選ぶことができます。
「Levoit Core 200S」と「Levoit Core 300S」のスペック比較 | ||
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型番 | Core 200S | Core 300S |
サイズ | 20× 20× 32cm | 22 x 22 x 36 cm |
適用面積 | 18畳( 約29m²) | 20畳(33㎡) |
清浄時間 | 8畳/15分(「強」運転時) | 8畳/13分(CADR値:260m³/h) |
運転音 | 24dB~46dB | 22dB~47dB |
消費電力 | 9W~33W | 3.3W~15W |
本体重量 | 3kg | 3.5kg |